2020年3月11日 更新事項
弊社Studio Klondike（スタジオ・クロンダイク）は、Orange Juice Dog Shanghai及びOrange Juice Dog Taipeiの過去の粗悪な管理体制によりご不便をおかけ致しましたことをお詫び申し上げます。現在、弊社は上記企業の誤処理によって引き起こされた問題の迅速な解決、そして新しい管理体制の導入に最善を尽くしております。
弊社は、今までに発覚したすべての問題に対応するために、あらゆる努力を続けております。調査の結果によりますと、過去のゲームに取り組んでいたイラストレーターへの支払いは完了しており、現段階で給料未払いのイラストレーターはおりません。 支払いの滞りが疑われていた他のスタッフメンバーは、全員既に支払われているか、本人によって徴収されるのを待っている状態でございます。
弊社Studio Klondikeのスタッフ一同は、常に次のゲームに熱心に取り組んでおります。つきましては、下記の更新事項をご一読ください。今後も皆様の信頼を得られるよう、尽力して改善に取り組ませていただく所存です。
Q: あれからどのような進展があったの？
前回の声明を公開した後、前作Nekojishiのプログラマーから、2018年に支払われるべきだった一部の給料の支払いがまだされていないとの連絡がございました。Eメールにて彼の身元を確認した後、弊社は迅速に調査し、結果として前作Nekojishiのリリーズ後、資金不足が原因で一部の支払いが行われなかったことが判明致しました。連絡を受け取ってから24時間以内に残りの給料の支払いは完了されました。この度は弊社の不手際でご迷惑をおかけしてしまったことを重ねてお詫び致します。
前作NekojishiのFlyingVの支援者から、Orange Juice Dog Taipeiの1％株式の状況について説明を求められました。弊社は直ちに彼がまだ上記会社の株式を保有しており、関連文書が配送されたことを確認致しました。件の支援者によりますと、彼の主張は弊社のパートナーであるPacheに関するものであり、会社を標的とするものではありません。弊社は、弊社とNekojishiの基盤としてPache個人の独創性を尊重し、今後とも引き続け支援する所存です。
前回の声明にて書かれました、Bobo及びEvanに関する問題は無事解決致しました。Kadokawaの株式購入は社外の個人的な問題ですのでこちらでは敢えて触れません。SuntikとPanda Fangの問題に関しましては、既に解決の準備ができておりますが、現段階では彼等からの対応を待っております。
とあるイラストレーターは、以前のプロジェクトへの貢献がクラウドファンディングの特設サイトに反映されていなかったという懸念を表明しました。クラウドファンディングの特設サイトは、このプロジェクトに取り組んでいる少数の主要メンバーのみが含まれているため、完全なクレジットリストになることを意図していません。しかし、弊社は前作Nekojishiを制作したTeam Nekojishiのメンバー全員及び請負業者の過去の貢献を認めるべきであることに同意致します。つきましてはこの意図を反映するため、特設サイトでのキャンペーンについての説明を修正致しました。
弊社に関して問題を抱えておられる方は、以後も経営陣に直接問題を提起して迅速な解決をお求めくださるよう、お願い申し上げます。弊社は皆様からのフィードバックを尊重致します。弊社のマネジメントに関する懸念を提起される場合は、弊社のポリシーに従ってcontact@klondike.studioまでご連絡ください。
Q: 監査の結果は？
過去数日にわたって、前作Nekojishiの制作中にスタッフ及びイラストレーターに支払われた金額の監査を完了致しました。その結果、プラットフォーム料金、関連グッズなどの物理的な報酬、及び報酬の送料を含め、この期間中に行われた支払いに合計2,985,169 NTD（約1035万円）が計上されました。弊社の知る限りでは、上記で言及されてるスタッフを除いて、仕事に対して給料の未払いが発生しているスタッフはおりません。給料未払いが発生してしまったスタッフにおきましては、弊社は間違いを修正するために最善を尽くしました。ご迷惑をおかけしましたことを再度お詫び致します。
Q: 元のFlyingVからのお金はどこに行ったの？
2016年から2018年の間に前作Nekojishiを制作するのにかかった費用は、以下のとおりでございます。
上記の通り、プラットフォーム料金、物理的な報酬及びその送料は、NTD 560,000（資金の45％）を占めました。 結果、前作Nekojishiのゲーム制作で利用可能な予算をNTD 700,000（約243万円）までに引き下げられました。
ただし、ゲームの品質を犠牲にしないため、ゲーム制作にかかった費用は最終的にNTD 1,500,000（約522万円）を超えました。 追加のNTD 242,000（約84万円）が、プロモーションビデオ、Nekojishiウィークエンドショー、ファン向けのメッセージステッカーなどのプロモーションに費やされました。 NTD 400,000（約189万円）は、ゲーム販売からの唯一の収入源であるDLCに費やされました。ただし、ゲームの品質を犠牲にしないため、ゲーム制作にかかった費用は最終的にNTD 1,500,000（約522万円）を超えました。 追加のNTD 242,000（約84万円）が、プロモーションビデオ、Nekojishiウィークエンドショー、ファン向けのメッセージステッカーなどのプロモーションに費やされました。 NTD 400,000（約189万円）は、ゲーム販売からの唯一の収入源であるDLCに費やされました。
最終的に、前作Nekojishiのプロジェクトの全体的な費用は、クラウドファンディングで集められた資金の200％以上にも及ぶと推定しました。 （NTD 1,250,000 | 約434万円）このようにゲーム制作への負担が増えたにもかかわらず、弊社は当初のビジョンを損なうことなくゲームを完了し、支援者たちへの約束を果たすために最善を尽くしました。
弊社はこの経験から学び、制作の決定をする前に十分に情報を集め、集められた情報に基づいて今回のゲーム制作の決断をするよう努めて参りました。弊社は今後とも透明性を目標に、制作チーム及び制作中のプロジェクトに関してのコミュニケーションを改善し続けたく存じます。
近い将来、弊社は今作「Nekojishi：Lin＆Partners」の予告編とゲームに関する詳細情報を中国語で公開する予定です。 それと同時に、元々のFlyingVキャンペーンでの前作Nekojishiの支援者に、そのキャンペーンで達成できなかったアートブック商品ストレッチ目標の達成に関する告知が行われます。これまで中国語圏の支援者へのコミュニケーションが不足していたことをお詫び申し上げます。
Q: Weiboでこれらの問題を最初に提起した個人に対して法的措置がとられたのはなぜ？
弊社は、会社としての法的権利を保護し、如何なる状況でも真実を追求することを義務としております。それが弊社の著作権の商業的悪用であろうと、或いはこの場合、世界中の多くの国では深刻な侵害である従業員と会社に対する誤った情報と虚偽の告発であろうと変わりありません。弊社は貢献的な議論を歓迎し、誤解を積極的に解決することを嬉しく思います。しかし、件の個人は不当な告発を止めることを拒否されました。故に、法的措置を講じる以外に選択肢は残されておりませんでした。Orange Juice Dog Shanghaiは、真実を証明するため、法的手続きに言及する必要がございました。 このような状況では、弊社の連絡先は常にオープンであり、可能であれば関係者全員に役立つ解決策を話し合いたいと考えております。
Q: このような事態が二度と起こらないようにどんな対処をしているの？
上記の事態は、弊社Studio Klondikeの管理チーム全員によって検討され、その結果弊社では一新されたプロセスが導入されました。
支払いに関する問題が発生した場合、弊社はその負担を個人から会社が対応するためにプロセスを変更致しました。過去または現在の従業員は、連絡先contact@klondike.studioまで懸念事項を送信することで迅速に問題の解決に必要なプロセスを開始できます。
法的助言に基づいて、Orange Juice Dog Shanghaiの最初の対応では、元関係者二名が提起した虚偽告発に関する証拠として、いくつかの文書がWeibo上で公開されました。これらの文書には、当事者名前や当事者一名の銀行口座番号などの個人情報が含まれておりました。繰り返し申し上げますが、弊社はそのような不必要な情報の開示は不適切であると判断し、決して起こるべきことではありませんでした。しかし、Orange Juice Dog Shanghaiは、ここでは言及されていない深刻な虚偽告発に対する係争中の訴訟においては、法的な名前（本名）を使用する必要があると判断致しました。そして、インターネット上で使用されるユーザー名は安易に変更できるので、もしとあるユーザーへ証拠を提示して、そのユーザー名が既に他者へと譲渡されていた場合、情報の漏洩は会社の責任となってしまうので、安易に個人アカウントへの情報提示ができません。更に両者の本名は、関連する企業登録で閲覧可能な公開情報でした。しかし、それでも不特定多数の一般人が閲覧できる場所で個人情報を開示することは決して適切な手段ではなく、会社として悪例を示してしまいました。この件で影響を受けた当事者及び全ての関係者に迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。 今後、当事者同士のプライバシーを保護するためにできる限りのことを行い、このようなことが二度と起こらないよう尽力致します。
SNS上でのデリケートなやりとりをする場合、投稿と返信は複数のスタッフメンバーが共同で作成および議論する必要があります。投稿は、複数のスタッフが満足した場合にのみ行われます。 これは、スタッフメンバー同士で同じ価値観を共有し、会社全体で一貫したメッセージが作成されるようにするためでございます。
故に、これ以降のすべてのビジネスは、公共の連絡先、ソーシャルメディア、および公式スタッフとのメールで行う必要があることにご注意ください。
最後に
弊社は、この更新事項により、弊社が行っている手順と今後の計画について透明性を維持し続けることを望んでおります。 Studio Klondikeは、Orange Juice Dog ShanghaiとOrange Juice Dog Taipeiの両社の問題の解決に引き続き取り組んでおります。
ビジネス運営やこのような問題の対処に関する経験のない若いゲーム会社として、過去の間違いに対してお詫びをすると同時に、専門的なアドバイスを求め、専門的な解決策を講じたく存じます。
上記のような問題は、弊社の存続だけでなく従業員たちの暮らしにも大きな影響を及ぼします。それにも関わらず、問題のさなかでも従業員たちは気を強く持ち続け、弊社と共に居てくれたことに、心から感謝しております。従業員たちへの嫌がらせや、脅迫、非難などはご遠慮いただけますよう、何卒お願い申し上げます。
弊社は皆様からの批判を深刻に受け止めております。そして批判を元に会社を改善し、顧客と過去及び現在の従業員により良いサービスを提供するために正しい行動をとることに尽力したく存じます。 そのためにも、懸念がある場合はお気軽にご連絡ください。問題を迅速に解決するために最善を尽くさせていただきます。
もし弊社の作るストーリーを楽しみたい、ゲームを遊びたいと望むなら、どうかこれからも引き続き弊社をご支持いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。将来的に皆様に提供したいゲームや商品がまだたくさんございますので、皆様の支援のもと、それらを世に送り出せることを切に願っております。
誠意を込めて、
- Studio Klondike (スタジオ・クロンダイク)
2020年3月7日に発表した公式声明へのリンクは以下のとおりです：